FX投資・取引とは何？
■FX投資・取引とは何？
FXをわかりやすく言えば外国の通貨（お金）を売買して利益を得ることで難しい言葉だと外国為替証拠金取引と言います
こんな単純な言葉では理解できるはずがありませんので例えてみます。
例えば
1ドル80円で買い 1ドル85円になったら売れば 5円の儲けが出ます。
ちなみにこの儲けた5円の利益のことを為替差益と言います
この為替差益を得ようとして全世界でFX取引が盛んに行われております。
この他にもFXで利益を得る方法がスワップポイントという金利を狙い外貨（外国のお金）を長期保有することで毎日毎日金利を得ることができます。
基本的にはFX取引というのはこの為替差益を得ようとするかスワップポイントという金利狙いを目的にした投資です。
ここまでは通常の為替取引と変わりありませんが大きく違うのはFX投資はレバレッジというものを活用して自分の投資資金の何倍も外国の通貨を動かすことができるのです。
2012年現在は個人の契約ですと投資資金の25倍までの売買が可能です。
例えば
ドルを買う場合は自己資金が20万円なら最大25倍の500万円まで買うことができるということです
自分の思いどうりに為替レートが動けば小さな自己資金で大きく為替差益を得ることができますが失敗した場合は大きく為替差損（損をすること）になってしまうということです。
FX投資・取引という大まかな解説をしましたが重要な言葉がいくつか出てきましたので外国為替証拠金取引為替差益為替差損スワップポイントレバレッジの意味だけは理解しておきましょう！！
FX投資のスワップポイントについて
■FX投資のスワップポイントについて
今回はFX投資のスワップポイントについて少し深くお話します。
スワップポイントとは違う国の通貨の金利差を利用して金利を得ることです.
低い金利の通貨を売り高い金利の通貨を買うことで金利差が発生しスワップポイントを受け取ることができますが 逆に金利の高い通貨を売り金利の低い通貨を買うとスワップポイントを支払わなくてはいけません。
日本円は金利が低いので円を売り外国の通貨を買えばスワップポイントを得ることができます。
（2012年9月現在）
スワップポイントを狙い円高の時に外貨を買えば為替差益も発生する可能性もあるのでこのようなチャンスは積極的に狙っていく必要があります。
スワップポイントの具体例
米ドルを1ドル100円で100万円分買った場合
米ドルの金利は0.2パーセント 日本円は0.1パーセントなら
米ドルの金利は年利2000円 日本円の金利は1000円となるので金利差1000円が年間の金利の差で得ることができるということになります。
逆の場合 米ドルを100万円分売れば
金利差が年間1000円分払わなくてはいけないことになり毎日 日割りで計算され支払います。
受け取りも毎日 日割りで受け取ることができますが時間は証券会社により異なります。
スワップポイントは証拠金の金額に対してかかってくるのではなくレバレッジを設定した計算になるので
例えば10万円の証拠金に対してレバレッジ25倍の250万円を設定していた場合は250万円に対しての金利が貰えたり支払ったりすることになるので注意してください。
FX投資の税金について
■確定申告の義務
非常に簡潔な説明になってしまいますが税務についてのお話です。
FX投資で得た為替差益やスワップポイントについては年間20万円以上の
利益を得たものに対しては確定申告が必要になります。
サラリーマンなどで給与を得ていたとしても「雑所得扱い」として給与と合わせて
課税されるため所得が上がれば税率も高くなるので注意してください。
ここまでは非常に簡単なFXの基礎知識ですが中級編として一つ一つのチャートの分析方法や見方なども解説しますので作成後アップロードさせていただきます。
FX投資で覚えなければいけない経済指標
■経済指標とFX投資の関係
FX投資で為替差益を得るには超短期ではチャートなどのテクニカル指標を分析する知識が必要ですが中期的、長期的な視点で利益を出すに通貨を扱う国とそれを取り巻く環境、経済情勢などを把握し今後の経済を予測していく必要があります。
そこで経済指標というものが一つの基準として役立ち、参考にしなければいけない経済指標は金融政策、雇用統計、消費者物価指数、貿易収支、GDP率、住宅着工件数、為替の政策などです。
これらの指数で景気動向を判断し今後の為替レートを予測しFX取引をしていくことが重要なので簡単に主な経済指数の説明です
GDP率
かなり重要な指数として3か月ごとに発表されるGDP率は経済の成長率を示しており
日本時間の夜に発表されるアメリカのGDPは為替に与える影響が大きいです。
アメリカの通貨自体が世界で最大取引高の米ドルの為、その他のアメリカの経済指標も注意する必要があります。
貿易収支
貿易収支とは輸出金額から輸入金額を引いたものでプラスかマイナスかでその国の通貨の需要を左右します。プラスならその国に外貨が余ることを意味しいずれはその国の通貨に戻すことになるのでその国の通貨の需要が増えて価値が上がる要因になります。
経済の成長とともに貿易収支が上がる通貨は上昇要因になるということです。
この他にもインフレ率という物価が継続的に上がることを意味しインフレ率が上がれば金利は上昇し通貨が上がります。
FX投資するうえで各通貨とその国の要人発言は為替レートに大きく影響するので初心者のFX投資家は日本時間の夜に発表される経済指標の前後の時間帯は大きく動くので
様子見することをお勧めします。
