⑦ FX投資の証拠金と証拠金維持率を理解しよう
■FX投資の証拠金について
FX投資はレバレッジを生かすためにFX会社やFX業者と呼ばれているところに証拠金としてお金を預けそれを担保のようにしてレバレッジの倍率の設定をしFX取引を行います。
ちなみにこのようなお金を担保にし取引を行うことを証拠金取引などと呼べれます。
証拠金は取引を行っているFX業者により最低証拠金の金額は違いますが大抵 3~4%前後必要とされておりレバレッジを活用し100万円分の取引なら3~4万円必要になります。
レバレッジの最大25倍というのがそもそも4パーセントということです。
■FX投資の証拠金維持率について
証拠金維持率はリスク確認の目安となるもので非常に重要で証拠金維持率が減ることでマージンコールやロスカットが発生したりします。
(マージンコールやロスカットについては次回以降に説明してあります)
FX取引をしている金額に対し実際に預けたお金の残高を表しています。
4万円を証拠金にして100万円の取引をしていたら証拠金維持率は100%となります
具体的な証拠金維持率の例題
証拠金を4万円FX会社に預けレバレッジ25倍にし米ドルを1ドル100円で買います。
取引金額は100万円で預けた証拠金は4万円なので現在の証拠金維持率は100%ですが米ドルが1ドル99円になってしまったら為替分の損失が1万円で証拠金残高は3万円なので証拠金維持率は75%となります。
逆に米ドルが1ドルが101円になっていたら証拠金残高は5万円になっているので証拠金維持率は125%となります。
どのような計算かわかりやすく解説すると証拠金4万円で1ドル100円で買いレバレッジ25倍の100万円分の取引なら単純に1ドル101円になったので米ドルを売れば101万円で売ることができ為替差益は1万円になります。
先程の証拠金に為替差益で発生した1万円が加算され5万円になります。
4万円の証拠金に対して5万円は125%ということです。
(通常は取引中の証拠金維持率が重要で今回は例題としてわかりやすくしました。)
証拠金維持率は100%を割る方向になればなるほど危険指数が上がり証拠金維持率が70%前後になればマージンコールというFX会社から追加で証拠金を入金するように依頼がきて更に割り込むことで強制的にロスカットが発動します。
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