ビットコインは仮想通貨

近年、少しずつ広がりを見せている仮想通貨。代表的なのが「ビットコイン」「イーサリアム」などで、名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、その仕組みの複雑さや仮想通貨を利用した詐欺が横行していることもあり、「なんとなく危険なもの」という印象を持っている人も少なくありません。

ここでは、仮想通貨をこれから始めようと思っている初心者の人に向けて、申し込みから取引までの流れを分かりやすく解説していきます。仮想通貨がどういったものなのか知りたいという方もご一読ください。

 

Contents

仮想通貨とは!?

現実で使われている通貨は実態がある物質です。これに対し、仮想通貨はデータ上でのみ存在する通貨です。通常の通貨は国が発行します。日本は「円」、アメリカは「ドル」、イギリスは「ポンド」、といったように1つの国では1つの通貨しか利用することができないようになっています。

しかし、仮想通貨は世界中で利用することができるので国境はありません。世界のどこでも利用することができるのです。将来的には、私達の生活に関わるさまざまなデータと仮想通貨を結びつけることで、あらゆる金銭取引をデータ管理することができるようになる技術革新が起こる可能性もあるといわれています。

 

仮想通貨の始め方

それでは、仮想通貨を実際に手に入れるために必要なことを見ていきましょう。

おおまかな流れとしては以下のようになります。

1. 仮想通貨を選択

2. 仮想通貨取引所を選択

3. 仮想通貨取引所に口座を開設

4. 仮想通貨取引所に日本円を入金

5. 仮想通貨を購入

すべての詳細を理解しようとすると混乱してしまう恐れがあるので、まずは概要を把握していきましょう。

 

仮想通貨を選択

仮想通貨と一言で言っても、現在ではその種類は非常に多くなってきています。一番普及している「ビットコイン」のほかにも「イーサリアム」「リップル」などの仮想通貨があります。

「ビットコイン」以外の仮想通貨はまだまだ実際に買い物で使えるほど普及指定はいません。

しかし、仮想通貨は価値の変動が激しいため、投資として購入する方も多いです。自分が何を目的に合った仮想通貨を選ぶことが大切です。

 

仮想通貨取引所を選択

利用する仮想通貨を選択したら、次に仮想通貨取引所を決める必要があります。仮想通貨の売買は「仮想通貨取引所」を介して行われます。

いわゆる仮想通貨取引の仲介業者です取引所はいまだに整備されていないので、すぐに潰れてしまうリスクがあります。仮に取引所が潰れてしまったら、そこに預けていた仮想通貨はすべて消えてなくなります。

そのため、信用できる取引所を選ぶようにしましょう。

有名な仮想通貨取引所は、【公式】bitFlyer(ビットフライヤー)【公式】coincheck(コインチェック)【公式】Zaif(ザイフ)などがあります。

 

仮想通貨取引所に口座を開設

取引所が決まれば後は難しいことはありません。仮想通貨取引所にアカウントを作成して口座を開設します。

すべてインターネット上で登録作業は済むので非常にスピーディに進んでいきます。ハンコは不要ですが本人確認書類が必要になるので予め用意しておくと良いでしょう。

 

仮想通貨取引所に日本円を入金

口座を解説したら取引に使用するための日本円を入金していきます。入金はコンビニからの入金やクレジットカードでの入金が可能です。

クレジットカードであればポイントも付くのでお得だと考えるかもしれませんが、クレジットカードで入金する場合は手数料が割高に設定されていることもあるので注意が必要です。

 

仮想通貨を購入

入金が済めば、いよいよ仮想通貨を購入することになります。

仮想通貨の購入では「取引所」と「販売所」が用意されていることが多いです。「取引所」というのはユーザー間で仮想通貨の売買を行う場所です。

「販売所」というのは、運営している会社を相手に仮想通貨の売買を行う場所です。どちらもメリットとデメリットがあるので、特徴を理解して上手に使う必要があります。

 

 

仮想通貨の賢い選び方

2017年の時点で仮想通貨の種類は1000を超えているといわれています。数多くある仮想通貨の中からどの仮想通貨を選ぶかは非常に大切なステップです。

適当に仮想通貨を選んだばっかりに「失敗した!」とならないためにもしっかり考えてから仮想通貨取引をスタートさせましょう。

 

まずは初心者はビットコインからスタートするのがおすすめ

初心者の方が仮想通貨を始めるのに、「どれを選ぶべきなのか」というのは真っ先に浮かぶ疑問でしょう。結論から言うと、仮想通貨入門としておすすめするのは「ビットコイン」です。

ビットコインは現在、世界で一番流通している仮想通貨であることから信頼性が高く、発行してから価格が安定的に上がっている仮想通貨です。

 

ビットコイン以外のアルトコインが危険な理由

現在主流であるビットコイン以外の通貨のことを「アルトコイン(またはオルトコイン)」と呼びますが、「アルトコイン」は短期間で価格が暴騰したり暴落したりしやすい通過のため、うかつに手を出してしまって大損失を被ってしまったということにもなりかねません。

1000を超えるアルトコインの中には実際には無価値のものにも価格がついて出回っているものもあるといわれています。そういったものを見定める知識と経験を付けてからでないと詐欺のような目に会う可能性もあるでしょう。

 

アルトコインの魅力とは?

一方でアルトコインはビットコインよりも後にスタートしたものがほとんどで、ビットコインの仕組みをさらに改良させた仮想通貨も存在します。

従来のビットコインは承認まで10分かかっていたのですが、「DASH」というアルトコインは承認までわずか数秒に短縮されています。

中には将来爆発的に価値が上がる可能性がある「お宝通貨」が眠っている可能性もあります。短期間で価値が数十倍、数百倍になると言われれば誰でも魅力を感じるものです。投資目的でアルトコインを購入する方もいますが、ある程度ビットコインで慣らし運転をしてから始めたほうが良いでしょう。

 

 

仮想通貨取引所を選ぶときチェックするべき7つのポイント

購入する仮想通貨を決めたら、次に仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。では、仮想通貨取引所を選ぶときにチェックするべきポイントはどこでしょうか。ここでは特に気をつけておきたい7つをご紹介します。

 

セキュリティ体制はしっかりしているか

仮想通貨取引所を選ぶうえで、これ以上重要なポイントは無いと言えるほど大事なのが「セキュリティ」です。セキュリティの緩い銀行にお金は預けないのと一緒で、取引所もセキュリティがしっかりしているところを選ぶようにしましょう。

仮想通貨取引所は何か合った場合の「補償」や「賠償」というものをしてくれません。すべて個人の「自己責任」で取引をしてくださいというスタンスです。そのため、セキュリティが低い取引所はそれだけでリスクが高いことになります。ハッカーが侵入してすべて奪われてしまって全財産を失ったケースもあります。

二段階認証やメール認証などによって送金・出金に制限がかかっているか。ログイン時に一定回数失敗するとアカウントがロックされるようになっているか。などといったことはしっかりチェックしておくべきでしょう。

 

取り扱っている仮想通貨の種類

その取引所が自分の使いたい仮想通貨を取り扱っているかどうかも非常に大切です。取引所ごとに取扱対象の仮想通貨はことなります。

しかし、「ビットコイン」「イーサリアム」などの主要通貨はどこの取引所も取り扱っているはずです。仮にそれ以外のアルトコインを希望するのであればチェックしておくべきでしょう。

 

手数料はいくらか

仮想通貨を取引した際の手数料もしっかりチェックしておきましょう。毎回取引するたびに手数料を取られるわけですから、なるべく安いところで取引したほうがお得です。

手数料は仮想通貨によっても異なります。自分の取引したい仮想通貨の手数料はしっかりチェックしておくと良いでしょう。

 

 大量アクセスには強いか

仮想通貨の取引というのは株や為替と同じで、人気の取引所であればあるほど、たくさんのユーザーが集まって売り買いの注文を行っていきます。

そのため、取引所のサーバーの処理速度が遅いと止まってしまって取引できず、売り時や買い時を逃してしまった!ということにもなりかねません。特にビットコインでFXをやっている人はサーバー強度が高い取引所を選ぶようにしましょう。

 

ユーザー数、取引量は多いか

ユーザー数や取引量の多さは、そのまま仮想通貨取引の「密度」につながります。取引の密度が高いと細かい値動きをしながら売買が成立していきますが、ユーザー数や取引量が少ないと、値動きが大きくなってしまい、一足飛びに上がったり下がったりを繰り返すようになってしまいます。

 

 銀行口座はどこが使えるか

銀行口座が自分の持っている口座と同じかどうかというのも非常に大切なポイントです。なぜなら、同じ銀行の口座を利用することで入金のたびに振込手数料を取られる心配がありませんし、入金処理が素早く完了して取引開始できるなどのメリットがあるためです。

現在、国内取引所のほとんどが住信SBIネット銀行を利用しています。そのため、もし住信SBIネット銀行の口座を持っていないのであれば作ることをおすすめします。ネットバンクの利点はすべてインターネット上で完結する点です。地方銀行の場合だと、わざわざ銀行に行く必要があり、移動や時間のコストがかかるだけでなく、振込手数料もかかってしまいます。住信SBIネット銀行ならそういったコストがすべて削減できます。

 

仮想通貨取引所に登録する際の注意点

ここでは仮想通貨取引所を利用するにあたって注意するべき点を紹介していきます。

 

国内と海外の取引所のどちらを選ぶ?

仮想通貨取引所は世界中にあります。もちろん、日本国内にも独自の取引所はいくつも存在しています。

ここで問題になるのが、海外の取引所は使うべきか?という点です。結論から言えば、仮想通貨取引の初心者が海外の取引所を使うメリットはほとんどありません。海外取引所の強みは日本では取り扱われていないような仮想通貨がたくさん取り扱われている点です。

通貨によっては数日で数倍の価値に跳ね上がるようなものもあるので、かなり投機的な色が強くなる傾向があります。

逆に弱みとして、海外取引所サイトは英語でできていますし、用語もわからない初心者が迷い込むと意味の分からない単語の羅列に頭がパンクしてしまうことになります。

また、出金制限があったり、トラブル対応が弱かったりと初心者向きではない傾向が強いです。

国内の取引所でも優良なところはいくつもありますので、まずは国内の取引所で経験を積んでから海外の取引所に挑戦してみると良いでしょう。そのほうが海外の取引所に行ったときもなんとなく用語が理解できるようになっているはずです。

 

取引所は複数登録しておくと吉

いくら信用に足る取引所を利用しているからと言って、1つの取引所にすべての資産を入れておくのはそれだけでリスクになります。

いくらセキュリティも高く、ユーザー数も多く、信用も高い取引所であっても潰れないという保証はどこにありません。銀行だって潰れる世の中です。なぜつい最近できたばかりの取引所が潰れないと断言できるのでしょうか。

また、大手だからと言って安心だというとそういうわけでもありません。

2014年、当時では世界最大手だった「Mt.GOX」という取引所のCEOがすべての仮想通貨を横領したという通称「Mt.GOX事件」が起こりました。これによってMt.GOXに仮想通貨を預けていた人の資産は消滅してしまいました。世界では第三者からのサイバー攻撃を受けて内部のビットコインがすべて盗まれてしまい閉鎖に追い込まれたというニュースもたくさん起きています。

仮想通貨はハイリスク・ハイリターンな取引であることを念頭に入れ、自分の身は自分で守れるように心がけることはとても大切なことです。可能であれば、仮想通貨は信用できそうな複数の取引所に預けておいた方がリスク分散になるでしょう。

 

登録するときはSNS連携を利用しない!

ここ数年、SNSのアカウントが乗っ取られるという詐欺が増加してきています。いつ自分のSNSが乗っ取られてしまうかわからない状況です。

ただでさえ、仮想通貨取引所のアカウントはハッカーに狙われやすいのに、SNS連携でアカウントを作ってしまうと、SNSの方から突破されて取引所のアカウントデータも芋づる式に突破されてしまう可能性があります。アカウントを作るときは新規登録を行い、使い回しでない複雑なパスワードを設定するようにしましょう。

 

セキュリティ設定はすぐに済ませること!

主要な取引所はセキュリティ面もしっかり対策されるようになってきました。

しかし、せっかくセキュリティが強固な取引所でも利用しているユーザーの意識が低ければ意味がありません。

二段階認証などの設定はアカウントを作成したらすぐに設定するようにしましょう。「またあとで」などと先延ばしにした結果、アカウントを乗っ取られてしまって資産を盗まれてしまったなどということがないようにしましょう。

 

入金時の名義は自分名義で!

仮想通貨を購入するための日本円を入金する方法はそれぞれの取引所によって異なります。

銀行振込やクレジットカード入金、コンビニ入金、ペイジーなどの決済サービスなどが一般的です。その中でもどこでも用意されているのは銀行振込で、誰でも利用しやすい入金方法といえるでしょう。

この銀行振込で注意してほしいのは、自分の名義以外の口座から振り込んだ場合に、入金処理がアカウントに反映されない、もしくは無効になってしまうことがあります。取引所によっては振込用の口座を登録しておくのですが、こういった場合も登録していない口座から入金しても無効になってしまいます。

せっかく買い時を見つけたのに、入金失敗でチャンスを逃してしまうのはもったいないですよね。

 

口座開設するのに準備するものは?

取引所の口座を解説する際に用意するものはいくつかあります。以下に挙げるものは一般的な例です。詳細は各取引所で確認するようにしてください。

・メールアドレス
・有効期限付き身分証明書
・住所が確認できる書類の写真
・身分証を持った本人写真
・銀行口座

申し込みはすべてネット上で完結します。しかし、仮想通貨取引所はセキュリティの観点からも本人確認はしっかり行っています。

一般的な確認手順としては以下のようになります。

1 アカウント情報の登録
2 メールアドレスに確認メール(URLクリック)
3 SMSで電話番号の確認(認証コード)
4 身分証を持った本人確認写真の送信

 

これだけは知っておきたい!仮想通貨の購入パターン

口座も登録して日本円の入金も済んだら、いよいよ仮想通貨を購入しましょう。仮想通貨の購入方法には大きく分けて2種類あります。

 

取引所・販売所

仮想通貨の取引には2つの会場が用意されています「取引所」と「販売所」です。それぞれの特性をざっと確認しておきましょう。

 

取引所

「取引所」はユーザー同士で仮想通貨を売買する場所です。仮想通貨を売りたい人と買いたい人が集まって、お互いの取引希望金額を設定しておきます。売り手と買い手の希望売買額がマッチングするとめでたく取引成立、という流れになります。

販売所

「販売所」は仮想通貨取引所を相手に仮想通貨の売買を行う場所です。いわば売店のようなところで、ユーザーは価格を指定することなく仮想通貨取引所の言い値で仮想通貨を売買します。自分の希望額で売り買いすることができず、若干割高になってしまうというデメリットがありますが、その価格であれば必ず売買できるというメリットもあります。

 

2つの取引形態を使いこなそう

取引所と販売所にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

取引所は「価格重視」、販売所は「数量&スピード重視」。2つの取引方法の特性をよく把握しておけば、いざという時に役に立ちます。

たとえば、自分の持っているビットコインが暴落し始めたとします。慌てて「取引所」で売りに出そうとしますが、価格が暴落している時というのは誰も買いたがりません。

そうするとますます価格は下がっていきます。仮想通貨には株とは違い、ストップ高、ストップ安といったシステムがありません。

驚くほど上がるときもあれば、腰が抜けるほど下がるときもあります。暴落中というのは手放したくても手放せない状態になります。

ここで、販売所の出番です。交換所であれば言い値であれば買い取ってくれるので暴落中でもビットコインを手放して損切りすることが可能になります。

このように2つの取引携帯の特性を活かせば、不要な損失を減らせる可能性があります。頭の片隅に入れておきましょう。

 

おすすめ仮想通貨取引所

それではここまでを踏まえた上で、初心者の方におすすめの仮想通貨取引所を紹介していきます。それぞれセキュリティ面や取引量などもしっかりしている有料取引所ですので、安心して利用することができるはずです。

 

bitFlyer(ビットフライヤー)

2014年に運営開始した大手交換所です。リクリートやGMO、三菱UFJキャピタル、電通デジタル・ホールディングスなどから多額の融資を受けて運営されており、資金面では国内でも随一の企業です。

ビットコインFXも取り扱っており、投資目的で利用するユーザーも多いです。盗難補償にも対応しているので、不正出金で資産を盗まれた場合でも最大500万円までの補償を受けることができます(ただし、二段階認証設定済みユーザーに限る)。

【公式】bitFlyer(ビットフライヤー)

 

coincheck(コインチェック)

ビットコインの取引量も多いだけでなく、アルトコインの品揃えは国内でもトップクラスなのがcoincheckです。

国内でいち早く盗難補償を始めた取引所でもあり、ユーザー視点に立った運営には交換が持てます。サイトデザインも非常にきれいなので初心者の人でも使いやすいです。

【公式】coincheck(コインチェック)

 

Zaif(ザイフ)

手数料が安いのがZaifの最大の特徴です。上記の2つの取引所はビットコインだけは「交換所」が用意されていますが、アルトコインの取引は「販売所」しか用意されていません。

しかし、Zaifはアルトコインでも「交換所」が利用できます。そのため、他取引所と比べてもお得に売買が可能です。

【公式】Zaif(ザイフ)

 

 

【まとめ】初心者にも優しい仮想通貨の始め方!

ここまで仮想通貨の始め方とその注意点について見てきました。これだけ押さえておけば基本的なことは問題ないでしょう。あとは必要に応じて勉強しておけば自然と仮想通貨のプロフェッショナルになれるはずです。

おさらいしておくと、

・まずは自分が仮想通貨に何を求めているのかを明確にして、取り扱う仮想通貨を決定する。
・続いてセキュリティ、取引量のしっかりした取引所を利用する。
・銀行口座は住信SBIネット銀行がおすすめ。余計なコストは削減する。
・盗難や取引所の倒産リスクをしっかり想定して、自分の身は自分で守る意識を持っておく。
・取引所は国内外に存在しているが、最初は国内で人気のある「bitFlyer」「coincheck」「Zaif」を利用して慣れていくのがベター。
・仮想通貨取引には「交換所」「販売所」の2つがあり、それぞれ特性がある。

これらのポイントをしっかり押さえてまずは少額からスタートしてみてはいかがでしょうか。